DPS702 分解画像とシリアル出力


ポリ袋に一式入った状態から取り出したところ。しかし、スタンドのネジは入っていなかったので盾にならない。


袋から出して表面を撮影


リモコンに電池が入っていなかったので CR2032 を挿入。少しきつい。


電源 ON した直後、画面は真っ白になっている。実はメニュー画面を表示している。


ネジを外して開けた所、液晶パネルと基板がコードで直に半田付けされている。パネルに熱を加えていいのか? このコードは短いので、長いコードとコネクタを途中に付けた。パネルと基板の間のフレキシブルケーブルは切れやすいので基板側端子、幅が変わる辺りはカプトンテープなどで 補強した方がよい。


基板裏面、バックアップ電池が付いている。測定した所、3.1V 程あるので生きている。J1 はシリアルポートと思われる。左からVdd, TX(out), RX(in), GND だと考えられる。 3.3V ロジックレベル、115200bits/sec 8bit, 1stop, no-parity で通信できるはず。


基板表面。コントラスト調整可変抵抗が左側に有る。この画像ではバックライト電源ケーブルの下に隠れ、3308 と呼ばれるオペアンプに隣接している。アンプの電源電圧を調べてみた所、安定した負電圧 -8V から -9V 程度が供給されていた。液晶駆動用の電圧としては十分なはず?コントラスト異常として電源以外の原因も探る必要があるかもしれない。


コントラスト調整をする前に、斜めから見た画面。モードスイッチを押すと時計が表示される。動いている事を確認できる。


液晶パネルのバーコード部分に書かれた品番、DPX3270A-49G と読める。しかし、この型番で見つかるのは DVD player の完成品だった。


設定画面にコントラスト調整が有ったので変更してみた。何となく分かる程度になる。メニュー画面の表示だ。


時刻調整をして時計表示にして見る(コントラスト調整後)。


コントラスト調整画面。

AC アダプタをコンセントに挿した直後のシリアル出力を保存してみた。知れた bootloader ではなさそうだ。キー入力を受け付けない。原因は良く分かっていない。
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