Fedora9 を VirtualPC 2007 にインストールする - インストール後立ち上がらない時

Fedora9 を VirtualPC 2007 にインストールして、再起動しても立ち上がらない場合の対処方法のメモです。
再起動した後次のような画面で止まってしまった場合は、カーネルパラメーターに i8042.noloop clock=pit を加えます。以下はその手順です。
Booting the kernel. と表示した後止まっている。続けて数行表示されることもある。

こうなってしまったら、リセットして再起動します。GRUB Loading Stage2... と表示されたら直ぐに [Tab] を押します。
GRUB Loading Stage2... と表示されたら [Tab] を押します。

メニューが表示されたら [e] を押します。
メニューが表示されたら [e] を押します。

[↑][↓]で kernel ... と表示されている行に選択を合わせて [e] を押します。
kernel に選択を合わせて [e] を押します。
ノート: ATA と SATA が混在した環境の場合、最初から起動しない場合があります。この場合は root (hd0,0) を選択して [e] を押して編集して、(hd1,0), (hd2,0) などの様に起動するドライブを変更してみてください。

i8042.noloop clock=pit を追加します。'=' は日本語キーボードの場合 [^] キーで入力します。入力が終わったら [Enter] を押して入力を確定します。  i8042.noloop clock=pit を追加します

[b] を押して起動します。root, kernel, initrd の選択はどれでも構いません。途中画面が乱れますが、ログイン画面が表示されます。

恒久的な対策として /boot/grub/ment.lst (/boot/grub/grub.conf) を編集します。ログインして「アプリケーション」→「システムツール」→「端末」 を開いて、次のように入力します。
[user@hostname ~]$ su
パスワード: root のパスワード
[root@hostname  user]# cd /boot/grub
[root@hostname  user]# gedit menu.lst
エディタが開くので kernel ... の行に i8042.noloop clock=pit を加えてください。xxxx の部分は色々と変化する部分です。
        kernel /vmlinuz-2.6.25-14.fc9.i686 ro root=UUID=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx rhgb quiet i8042.noloop clock=pit
編集が終わったら保存します。 以上で作業終了です。

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