部品 | 選択の幅など |
R1 200Ω |
180Ωから220Ω程度なら大丈夫でしょう。フォトカプラの発光側の電流を制限するためのものです。 |
D1 HITACHI 1S2076A |
普通のスイッチングダイオードならば何でも良いです。形がツエナダイオードと似ていますが間違ってツエナダイオードを使っても Vz が 3V
以上なら問題なく使えてしまいます。 |
U1 TOSHIBATLP521-1 |
フォトカップラなら大抵使えるはずです。例えば NEC PS2561-1, SHARP PC123 です。 |
R2 10KΩ |
5.1KΩ から 20KΩ 程度なら使用できます。 |
R3 470KΩ |
光り方の変化の速さを調整します。R3 と C2 の積が回路図の値で計算した値と大体同じになれば良いです。点き方が大きく変わらない範囲は
330K Ωから 680KΩ程度の範囲です。また、R3 を 1MΩ B カーブの可変抵抗と普通の抵抗 100KΩ の直列接続に置き換えれば変化の速さを調節できます。 |
R4 330KΩ,
R5 330KΩ |
R4, R5 は同一の値なら
4.7KΩから510KΩの範囲が使えます。この範囲を外れると、消費電力が大きくなったり、ノイズに弱くなり発振する可能性もあります。R4, R5
を一つの可変抵抗にまとめると、点灯、消灯の速さを別に調節できます。点灯(消灯)を早くすると消灯(点灯)は遅くなります。 |
C2 0.47μF |
セラミック または
マイラコンデンサを使用してください。高級コンデンサである必要はありません。コンデンサにかかる電圧が反転します。従って、タンタルや電解コンデンサは使用できません。容量は 0.33μF から
0.68μF位の範囲が使えます。R3 と C2 の積が回路図の値で計算した値と大体同じになれば良いです。 |
D2 NIHON INTER 11EQS04 |
SBD (ショットキー・バリア・ダイオード) で VRRM (繰り返しピーク逆電圧) が 30V 以上なら使えます。ATX
電源などから取り外したものを使う場合、テスタで VF (順方向電圧) を確かめて 0.3V 以下の物なら大抵は SBD です。デジタルテスタの中には導通チェック時の読みが VF
になっているか比例しているのでスイッチングダイオードの場合の読みと比較しながら確かめると良いでしょう。 |
C1 3.3μF 35V タンタル |
手持ちの関係でタンタルコンデンサを使用しました。電源ラインなので電解コンデンサを使用したほうが良いでしょう。容量は 1μF から 10μF
の間で耐圧は 25V 以上を使ってください。温度グレードは 85℃、用途は一般用で十分です。ESR 値が低い必要はありません。どうしてもタンタルコンデンサを使うのならば、耐圧は 35V
以上にしてください。 |
C3 0.1μF |
0.047μF から 0.33μF までのセラミックまたはマイラコンデンサを使用してください。U2 の近傍に配置します。 |
R6 9.1KΩ
R7 1KΩ
R8 47Ω |
青色 LED を使う場合、次のように変更すると、明暗の変化がスムーズになります。
パーツ番号 | 抵抗値 |
R6 |
39KΩ |
R7 |
1KΩ |
R8 |
10Ω |
青色 LED 対応の定数に変更した後でも、他の色の LED を点灯できます。
R6, R7 に他の抵抗値を使う場合、次の様にしてください。
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2KΩ ≦ R6+R7 ≦ 200KΩ
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回路図のままで R6:R7 ≒ 9:1 にします。青色 LED 対応の定数で R6:R7 ≒ 39:1 にします。
R8 を小さくすると LED が明るくなります。しかし、回路図のまま (R6:R7 ≒ 9:1) の場合は、36Ω 以下にはしないでください。青色 LED 対応の定数 (R6:R7 ≒ 39:1)
の場合は、7.5Ω 以下にしないでください。抵抗が低すぎると U2の駆動能力を超えてしまいます。
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U2 JRC NJM2904D |
単一電源 2 回路入りの LM358 タイプの OP アンプなら使用できます。例えば National Semiconductor
LM2904N, LM358N, LM358AN, NEC uPC1251, ROHM BA10358 です。
注: RC4558 の様な両電源タイプは使用できません。CMOS OP アンプを使う場合、LMC662CN の様に出力電流が大きい (10mA 以上の) IC 以外は使えません。LMC662CN
を使うと出力振幅に余裕があるので明暗の変化もさらにスムーズになると思われますが、少し値段が高いので無理に使う必要はありません。 |
基板 SUNHAYATO ICB-88 タイプ |
紙フェノール片面 72mm x 48mm で SUNHAYATO ICB-88 タイプで十分です。ただし、出来れば秋月電子の AE-3G
(72mm x 51mm) のような両面スルーホール基板のほうが良いです。スルーホール基板のランドが熱で取れることは滅多にないです。 |
ピンヘッダ2.54mm ピッチ |
2.54mm ピッチのピンヘッダで PC に多く使われるものです。横型、縦型は好みで選んでください。千石電商だと 2544-1x40
または 2545-1x40 として売っていますし、秋月電子でも安く売っています。自分でカットして使います。カットする時に飛び散り易いので必ず両方を持つか、布などを掛けて飛び散らないようにして下さい。 |
コネクタ 2.54mm ピッチ 1x2:2個 1x4:2個 |
2.54mm ピッチのコネクタで PC に多く使われるものです。千石電商だとハウジングは 2550-1x2, 2550-1x4 ピンは 2550-10GT として売られています。ハウジングはスミチューブでも代用できます。WOM コネクタはマザーボードによっては接続が違っていたり、無い場合も有ります。その場合は +5VSB が出ている端子に接続できるコネクタを探してください。 |
IC ソケット 8Pin:2個 |
U1 用の 4 ピンのソケットは無いので 8 ピンのソケットで代用しています。2 個丁度買うよりは 10
個まとめて買ったほうがなにかと便利です。意外ともろいので、配線修正で壊してしまうこともあります。 |