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IBM PC/AT 互換機 80386 またはこれに互換性があるプロセッサで動作している 必要があります。
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FAT12, FAT16, FAT32 上記のファイルシステムにて長いファイル名 VFAT を使用可
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MS-DOS 領域を最大で 32Kbyte 程度使用します。 | ||||||||||||||||||||||
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GIDE.EXE NEC PC-98x1 で利用していたときの ヘッド数とセクタ数を割り 出すためのツールです。IDED.EXE の /Gid=h:s オプションの 値を決めます。 |
DEVICE=IDED.EXE [オプション] ジオメトリ指定 パーティション指定
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IDED.EXE は C:\DRV\ にコピー、 セカンダリ・マスタにドライブを接続 ( 番号 2, 注意参照 )、 ジオメトリは 8 Heads, 17 Sectors と推定(/G2=8:17)、 パーティション 0, 1, 2 を書き込み許可で利用する(2:P0W 2:P1W 2:P2W)。 最終 LBA 越えのパーティションもエラーにしない(/O)。 DEVICE=C:\DRV\IDED.EXE /G2=8:17 2:P0W 2:P1W 2:P2W /O |
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例では IDE ドライブ番号は 2 ですがドライブの接続状況に応じて変化します。 「セカンダリ・マスタ ≠ 2」 の場合もあります。 |
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ドライブ数が多くなる場合、CONFIG.SYS を編集し、LASTDRIVE=Z と指定してください。 |
DEVICE=x:\path\IDED.EXE [ide-id:{Pa|Cb-c|Sd-e}[W]]... [/Gide-id=Heads:Sectors]... [/options]...
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IDED.EXE のオプション指定が良く分らない場合は、GIDE.EXE を使用して雛形を得る方法が簡単です。 |
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パーティション番号を指定してドライブとして利用できるようにします。 ide-id は IDE のドライブ番号を指定します。0-127 です。 a はパーティション番号です。0 番より指定します。 パーティションが「スリープ」状態でも利用可能です。 W は書き込みを許可を意味します。 IDE のドライブ番号は発見順に付けられます。次の例を参考に してください。
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シリンダ番号の範囲を指定してドライブとして利用できるようにします。 ide-id は IDE のドライブ番号を指定します。0-127 です。 b はパーティションが始まるシリンダ番号を指定します。 c はパーティションの最後のシリンダ番号を指定します。 W は書き込みを許可する場合に指定します。
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セクタ番号の範囲を指定してドライブとして利用できるようにします。 ide-id は IDE ドライブ番号を指定します。0-127 です。 d はパーティションが始まるセクタ番号を指定します。 e はパーティションの最後のセクタ番号を指定します。 W は書き込みを許可する場合に指定します。
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ドライブのジオメトリを指定します。
PC-98x1 で利用していた時のヘッド数と 1 トラック当たりセクタ数を指定します。 i は IDE ドライブ番号、h はヘッド数、 s はセクタ数を意味します。ヘッド数は最大 15、 セクタ数は最大 255 です。 この値は GIDE.EXE で解析した値を利用します。
このオプションに既定値はありません。0:P0 や 2:C1-384 の 様にパーティション番号またはシリンダ番号を指定する場合 必須です。
ジオメトリを GIDE.EXE で解析できなかった場合は次の表を 参考に値を設定してみてください。
(1), (2) の判別方法はドライブに記載されている CHS 値より 判断してください。ドライブに記載されている CHS に一致する 方の値を指定します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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セクタ長変換をしません。 512 Byte/sector になっていないパーティションをセクタ長変換を しないでそのまま利用しようとします。 OS が 512 Byte / sector 以外を処理できない場合はエラーになります。
/X- が既定値です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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セクタ長変換をします。 ただし、セクタ長変換をした結果安全な場合に限ります。 安全な場合は次の条件を全て満たします。
最後に /X0i の様に i を付けると BOOT セクタに対する書き 込みを無視するようになります。セクタ長変換した結果をディスクに 書き込まないようにし、元々の情報を保護します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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セクタ長を変換します。 セクタ長変換をした結果 FAT セクタ数に 矛盾がある場合でもドライブとして利用できるように処理を 続けます。 /X1 は既定として指定されていません。 最後に /X1i の様に i を付けると BOOT セクタに対する書き 込みを無視するようになります。セクタ長変換した結果をディスクに 書き込まないようにし、元々の情報を保護します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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最終 LBA を超えたパーティションもドライブとして利用するかどうか指定します。
/O- が既定値です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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転送アドレス境界の問題を避けるための対処を強制的に行います。
このオプションは通常指定する必要はありません。自動的に 必要性を判定します。 /D- が既定です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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1 度に Read/Write するバイト数の上限を n バイトにする。 このオプションは問題がない限り指定する必要はありません。 n=0 などの無理な設定をした場合はセクタ長に一致する値に なります。 このサイズよりも大きい Read/Write 要求が OS からドライバに 発行された場合、/B で指定したサイズ以内に収まるように 分割して処理します。 /B32768 が既定値です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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キー入力待ちの設定
/K- が既定値です。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ドライバ内部状態の表示をします。 ただし、再構築をしない限り利用できません。 再構築時に SHOWSTATE 環境変数を設定する必要があります。 再構築をしていない IDED.EXE は /V を指定できません。 |
DEVICE=C:\IDED.EXE /G2=8:17 2:P0W 2:P1W 2:P2W /G3=16:63 3:P0Wこの例でドライブ文字は下に示すとおりになります。
| ドライブ文字は D から割り当てられた場合を示しています。 |
OS | 動作検証 | 圧縮領域 *1 | 最大容量 bytes | 推奨 オプション | その他 |
---|---|---|---|---|---|
DOS 2.xx 3.xx | ? | x | 32 M | /X0i | *2 |
DOS 4.xx 5.xx | ? | x | 2 G | /X0i | *2 |
DOS 6.xx | o | x | 2 G | /X0i | *2 |
MS-Windows 3.1 | o | x | 2 G | /X0i | *3 |
MS-Windows95 | o | x | 2 G | なし | *4 |
MS-Windows95a (OSR1) | o | x | 2 G | なし | *4 |
MS-Windows95b (OSR2) | o | x | 2048 G | なし | *4 |
MS-Windows98 | o | x | 2048 G | なし | *4 |
MS-Windows98 SE | o | x | 2048 G | なし | *4 |
MS-Windows95c (OSR2.5) | x | x | x | x | |
MS-WindowsMe | x | x | x | x |
| 圧縮領域を使用しないで下さい。SCANDISK, DEFRAG などのツールにて圧縮領域が 破壊される場合があります。 |
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| セクタ長変換がうまく行かない場合は /X0i の代わりに /X1i を使用してください。 それでも、セクタ長変換ができない場合 32Mbyte 以下のパーティションでも使用できない 可能性があります。 |
| セクタ長変換がうまく行かない場合は /X0i の代わりに /X1i を使用してください。 それでも、セクタ長変換ができない場合 2Gbyte 以下のパーティションでも使用できない 可能性があります。 |
| /X- の状態のままでも 1024 bytes/sector, 2048 bytes/sector を扱えている様です。 しかし、ドライブを認識できなかったり、「フォーマットされていない旨」が示された 場合は、/X0I を付けて見てください。 |
Q. | パーティションをいくつか表示した後に止まってしまう。 | ||
---|---|---|---|
A. | LASTDRIVE 指定よりもドライブ数が多いと止まってしまいます。 CONFIG.SYS を編集し LASTDRIVE
指定を編集して下さい。例えば、次のようにします。
LASTDRIVE=Z DOS=HIGH,UMB DEVICE= ... 以下続く ... | ||
Q. | IDED.EXE をインストールしたら CD-ROM ドライブが認識されなくなった。 | ||
A. | IDED.EXE を使用すると起きる現象です。IDED.EXE を使用すると Windows は IDE 接続のドライブは全てブート時の MS-DOS
が動作している状態で (別の言い方をすると Command Prompt Only モードで)利用できるもの 以外は認識しません。 | ||
Q. | IDED.EXE を使って利用できるようになったドライブがリムーバルディスクとして 見える。 | ||
A. | パーティションを Read Only で利用した場合に起きる現象です。IDED.EXE の 仕様です。OS に対して Read Only
のパーティションはリムーバルであると 報告しています。こうしないとブルーバック画面にて書きこみ出来ない旨が 表示されます。 | ||
Q. | IDED.EXE で利用しているドライブをアクセスするとマウスやキーボードの 反応が悪くなるようだ。 | ||
A. | はい。Windows で xcopy, backup など連続的にアクセスをするアプリケーションを 利用すると起きる現象です。 CD-R, CD-RW の焼きこみをディスクアクセスと平行して行うのは避けて下さい。 IDED.EXE で利用しているドライブのファイルを CD-R や CD-RW に保存するときは CD イメージを一旦別のハードディスクに作成するなどの方法を推奨します。 | ||
Q. | パフォーマンスメータの CPU 利用率が 0% ならない。10 - 50 % 程度のオフセットが 掛かってしまう。 | ||
A. | どうやら、Windows 自身の問題のようです。次を参照してみてください。 http://www.microsoft.com/JAPAN/support/kb/articles/J046/1/89.htm?LN=JA&SD=SO&FR=0 ただし、IDED.EXE を利用すると現れやすい現象のようです。 | ||
Q. | Sector size too large ... と表示され起動途中で止まってしまう。 | ||
A. | この現象が出た場合は IDED.EXE で利用しようとした IDE ドライブを外して 起動してください。 起動は出来るようになるので CONFIG.SYS を編集して IDED.EXE のオプションを 調整してください。次の質問項目も見てください。 | ||
Q. | Sector size too large ... と表示された場合パーティションは利用できないのですか? | ||
A. | まず CONFIG.SYS を編集して IDED.EXE に /X0i オプションを指定して下さい。 それでもだめな場合は /X1i を指定して下さい。
IDED.EXE でセクタ長変換するように試みます。あるいは MS-DOS を使用しているならば Windows95 または Windows98 を利用してみる様に勧めます。 | ||
Q. | MS-DOS 互換のドライブと言われる。 | ||
A. | 16Bit ドライバですので当然です。 | ||
Q. | 関係のないハードウェアにもデバイスマネージャで見ると(!) が付いてしまった。 | ||
A. | IDE デバイスの割り込みが他のデバイスと共有されている場合 IRQ リソースが 不足したり、他のデバイスで使用している DMA, I/O,
メモリが重なって (!) が 付くことがあります。 IDE のコントローラーとドライブも全て「MS-DOS 互換のファイルアクセス」 になるので (!) が付きます。 | ||
Q. | ドライブのジオメトリとは何か?どんな値を指定する必要がある? | ||
A. | ドライブのジオメトリとは NEC PC-9800/9821 シリーズで利用していた時に
ディスクドライブに仮に定められたヘッド数とトラック当たりのセクタ数です。 ドライブのジオメトリに指定するべき値(/Gi=h:s オプション)は GIDE.EXE を 利用して調査して下さい。 | ||
Q. | Partition overruns end of LBA. Use /O option to ignore. といわれてドライブとして利用できない。どうしたら良いか? | ||
A. | CONFIG.SYS に組み込む記述に /O を加えてください。 たとえば、次の様にして下さい。 加える前: DEVICE=C:\DRV\IDED.EXE /G2=8:17 2:P0W 2:P1W 2:P2W加えた後: DEVICE=C:\DRV\IDED.EXE /G2=8:17 2:P0W 2:P1W 2:P2W /O | ||
Q. | /O オプションがなぜ必要なのですか? | ||
A. | NEC PC-9800/9821 シリーズ用の FDISK.EXE のバグ対策のため必要です。 FDISK.EXE が計算した最終シリンダ番号がなぜか
最終 LBA を越えた場所になっています。このため最終シリンダを含む パーティションは最終 LBA を越えた場所を含んだ領域になっています。 | ||
Q. | ドライバを外すにはどうしたらよいか? | ||
A. | CONFIG.SYS から IDED.EXE を組み込む行を削除するか、 MS-DOS 5.0 以降ならば REM を付けて無効化してください。 外す前: DOS=HIGH,UMB device=C:\WINDOWS\himem.sys device=C:\WINDOWS\EMM386.EXE RAM DEVICE=C:\DRV\IDED.EXE /G2=8:17 2:P0W 2:P1W 2:P2w 2:P3W後: DOS=HIGH,UMB device=C:\WINDOWS\himem.sys device=C:\WINDOWS\EMM386.EXE RAM | ||
Q. | UMB に組み込んでも良いか? DEVICEHIGH を利用しても良いか? | ||
A. | 推奨しません。動作可能なようなのですが次の問題があります。
| ||
Q. | 最大認識可能なドライブ(パーティション)容量は? | ||
A. | 設計上 (512) * ((2^32)-1) バイトです。ただし、 まともに試験できませんので確認していません。 IDED.EXE を組み込む OS
によっては 2Gbyte あるいは 32Mbyte の制限が掛かります。 その他 BIOS によっても制限が掛かります。 | ||
Q. | 圧縮ドライブに対応しているのですか? | ||
A. | 対応していません。 Windows98 において SCANDISK を使用すると圧縮ドライブを破壊する現象が
確認されました。普通の読み書きは一見するとできている様です。しかし、 SCANDISK で起きている問題の原因が掴めていません。従って対応宣言は しません。 | ||
Q. | 圧縮ドライブをマウントしようとしたら「ドライブレター(文字)が足りません」 と表示され利用できません。
| ||
A. | ドライブ文字を Z まで使い切らなくても出るようです。IDED.EXE を 使用したときだけの問題ではないので、全体で使用しているドライブ文字の
範囲を10 個(J) までにしてみてください。BIOS 設定やで認識するドライブを 減らしたり SCSID.EXE
で使用するパーティションを減らしてみてください。
もう 1 つの注意は「ホストドライブを隠さない」ということです。Windows の バージョンによっては解決しているものもあるのですが、1 度隠した設定を してしまうと、圧縮ドライブのホストドライブでなくても隠しつづけるバグが 露見します。これは IDED.EXE を使用してなくても起きる現象です。 | ||
Q. |
圧縮ドライブになっているパーティションを IDED.EXE で 利用しようとしたら Windows が起動しなくなった。
| ||
A. | DRIVESPACE3 にアップグレードしてあるドライブで問題が発生します。圧縮 ドライブを含む IDE ドライブを外して起動しなおして下さい。あるいは、
F8 キーを押しながら Command prompt only モードで起動した後、win コマンドで Windows を起動すると CONFIG.SYS
等の編集ができる場合が ある様です。 | ||
Q. | なぜか見えないドライブがある。たとえば MS-DOS プロンプトで見えていた D,E,F ドライブが Windows を起動したとたん D,F になる。 | ||
A. | ドライブへのショートカットを使うと(作る)見えなかったドライブが見える ようになります。Windows95
で圧縮ドライブ(ドライブスペース)を利用している (または過去に利用していた)場合に起きる問題です。ホストドライブを
隠すための設定がレジストリに残るためにおきます。レジストリを修正すれば 復旧しますがお勧めしません。
| ||
Q. | IDED.EXE で利用しているドライブを SCANDISK や DEFRAG して良いか? | ||
A. | 禁止します。次の問題があります。
| ||
Q. | FDISK はできるのですか? | ||
A. | IDED.EXE で利用しているドライブに FDISK を使うことはできません。 | ||
Q. | FORMAT はできるのですか? | ||
A. | IDED.EXE で利用しているドライブに FORMAT を使うことはできません。 FORMAT を起動すると不正処理で終了する様です。
システムが不安定になる恐れがあります。 | ||
Q. | 削除ファイル復旧ツールを使用できますか? | ||
A. | 使用するのは推奨しません。評価版の FinalData を使用してみた結果特に 問題はなさそうなのです。しかし、復旧ツールの中には NEC PC-98x1
と PC/AT のパーティション構造の差で動作が違うものも有ると思われます。 本来 PC/AT につながるはずの無い NEC PC-98x1 で利用していた
ハードディスクを接続するのですから、思わぬトラブルを起こすかもしれません。 | ||
Q. | VFAT や FAT32 も利用できるのですか? | ||
A. | 利用できます。FAT12, FAT16, FAT32, VFAT(長いファイル名) に 対応しています。 ただし、IDED.EXE を組み込んだ OS
で対応している ことが前提です。 | ||
Q. | FAT16, FAT32 の間の変換はするのですか? | ||
A. | 変換はしません。従って PC-98x1 で Windows95 OSR2 を含め、より新しい OS で利用していた FAT32 パーティションは同等の
OS バージョンもしくは より新しい互換性が有る OS で利用してください。 | ||
Q. | NTFS などの FAT, VFAT, FAT32 以外のドライブ(パーティション)に対応して いますか? | ||
A. | 対応していません。 | ||
Q. | 利用しようとするパーティションのファイルシステムが IDED.EXE を 組み込んだ OS で利用可能かどうか何かチェックしていますか? | ||
A. | FAT32 パーティションに対してのみ Windows 95B (いわゆる OSR2) 以降で 使用可能なように制限しています。 | ||
Q. | Windows 95c (OSR 2.5) でも起動できる様ですか... | ||
A. | 起動は可能なのですが Windows 95c (いわゆる OSR2.5) で高負荷時に OS
がハングアップしてしまう問題が見つかっています。ハングアップすると かなりの確率でファイルを多く失う障害が発生します。現在 Windows 95 の OSR
2.5 を区別する方法が見つかっていないので制限が掛かりません。 | ||
Q. | IDED.EXE で利用可能になったドライブに保存されている NEC PC-9801, PC-9821 専用アプリケーションは IBM PC/AT 互換機上の MS-DOS や Windows で利用可能になるのですか? | ||
A. | 利用可能になりません。 |
Bad drive request, internal error. |
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ドライブに対して異常なアクセス要求を発行しました。 ソフトウエアのバグです。
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Broken BPB in boot sector, sectors per cluster is zero. |
BOOT セクタの中の BPB(BIOS Parameter Block) が破壊されています。
パーティションの指定が正しくない場合、このメッセージが出ることがあります。
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Broken BPB in boot sector, sector length isn't power of 2. |
BOOT セクタの中の BPB(BIOS Parameter Block) が破壊されています。
パーティションの指定が正しくない場合、このメッセージが出ることがあります。
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Can not allocate mirror image. |
ドライバのバグまたは OS と不整合を起こした場合に表示されるメッセージ です。CONFIG.SYS を編集しドライバを組み込む順番を変更すると解消する
かもしれませんが、安定した動作は期待できません。
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Can not allocate sector buffer. |
DMA 転送境界を避けるためのセクタバッファを確保できませんでした。 CONFIG.SYS に指定するパーティション数を減らしてみるかドライバを
組み込む順番を変えてみると解決するかもしれません。
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Can not allocate stack. |
ドライバ用のスタック領域を確保できませんでした。 CONFIG.SYS に指定するパーティション数を減らしてみるかドライバを
組み込む順番を変えてみると解決するかもしれません。
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Can not convert data sector layout. |
/X{01}[i] オプションを指定してセクタ長変換を試みたところ、クラスタ領 域の配置がうまく行かないことが判明しました。 Windows 95 以降の
OS を使用しているならば /X{01}[i] オプションを外してください。
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Can not convert FAT sector layout. |
/X0i または /X0 オプションが指定され、セクタサイズ変換を試みましたが FAT 部分の変換に矛盾が見つかりました。Windows 95 以上の OS
であれば /X0i または /X0 を外して下さい。あるいは /X0i または /X0 の代わりに /X1i または /X1
を指定して問題を無視する方法もあります。
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Can not convert file system type. |
/X{01}[i] オプションを指定してセクタ長変換を試みたところ FAT 形式を変更する必要があることが判明しました。 しかし、FAT 形式の変更は
IDED.EXE ではできません。 Windows 95 以降の OS を使用しているならば /X{01}[i] オプションを 外してください。
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Can not convert root directory sector layout. |
/X{01}[i] オプションを指定してセクタ長変換を試みたところ ROOT ディレクトリのセクタ配置がうまく行かないことが判明しました。 Windows
95 以降の OS を使用しているならば /X{01}[i] オプションを 外してください。
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Can not find memory block which contains this driver. |
ドライバのバグまたは OS と不整合を起こした場合に表示されるメッセージ です。CONFIG.SYS を編集しドライバを組み込む順番を変更すると解消する
かもしれませんが、安定した動作は期待できません。
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Can not free installer code. |
ドライバのバグあるいは OS のメモリ管理機能に異常があった場合に 表示されるメッセージです。
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Can not lock drive. |
ドライブをロックできません。
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Can't get disk parameters. |
ディスクパラメータを取得できません。ドライブが無かったり、不調の場合や IDE ディスクではなく CD-ROM などのドライブを指定した場合に出る可能性が
あります。
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Can not mount many drives. Fail to allocate BPB. |
IDED.EXE で利用しようとしているパーティション数が多すぎます。 CONFIG.SYS に指定するパーティション数を減らしてみるか、ドライバを
組み込む順番を変えてみると解決するかもしれません。
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Can not mount many drives. Fail to allocate Partition context memory. |
IDED.EXE で利用しようとしているパーティション数が多すぎます。 CONFIG.SYS に指定するパーティション数を減らしてみるか、ドライバを
組み込む順番を変えてみると解決するかもしれません。
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Can not read boot sector. |
BOOT セクタを読み取れません。パーティションに物理的な障害があるか、 パーティション指定に使った値または /G オプションに指定した値が 間違っています。
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Can not read partition sector. |
パーティション管理セクタを読み取れません。物理的な障害があるか、 ドライブ番号が違っています。
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Can not scale logical/physical sector length. |
論理セクタ長と物理セクタ長の変換ができません。パーティションの指定が 正しくない場合このメッセージが出ることがあります。
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Can not resize memory block. |
ドライバのバグまたは OS と不整合を起こした場合に表示されるメッセージ です。CONFIG.SYS を編集しドライバを組み込む順番を変更すると
解消するかもしれませんが、安定した動作は期待できません。
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CRC error, some data are damaged. |
セクタが破壊されています。
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Done driver configuration. |
ドライバの設定が完了しました。経過を意味するメッセージです。
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Done memory allocating. |
ドライバの組み込み経過を意味する表示です。エラーではありません。
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Done scan sector length. |
ドライバの組み込み経過を意味する表示です。エラーではありません。
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Drive is not ready or not connected. |
ドライブが接続されていないか、接続してあっても応答できない状態です。
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Error. |
エラーです。
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Fail to allocate memory. Skip install this driver. |
メモリ確保に失敗したためドライバの組み込みを見送ります。
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Fail to free mirror image. |
このメッセージが出た場合、メモリ管理に異常が発生しています。 ドライバのバグあるいは別のドライバと競合し不安定な状態になっています。
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Fail to recover program segment allocation. |
このメッセージが出た場合、メモリ管理に異常が発生しています。 ドライバのバグあるいは別のドライバと競合し不安定な状態になっています。
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Fail to recover PSP segment block. |
ドライバのバグあるいは OS のメモリ管理機能に異常があった場合に 表示されるメッセージです。
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Illigal partition end cylnder number. id:Cstart-end. |
パーティション終了位置を正しいシリンダ番号で指定してください。
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Illigal partition end sector number. id:Sstart-end. |
パーティション終了位置を正しいセクタ番号で指定してください。
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Illigal Partition number... |
CONFIG.SYS に書いたパーティション番号が正しくありません。
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Illigal partition start sector number. id:Sstart-end. |
パーティション開始位置を正しいセクタ番号で指定してください。
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Illigal partition start cylnder number. id:Cstart-end. |
パーティション開始位置を正しいシリンダ番号で指定してください。
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Illigal partition specifc. |
CONFIG.SYS に書いたパーティション指定が正しくありません。
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Internal error at parser1/parser2. |
ドライバのバグを意味します。CONFIG.SYS の書き方を簡潔にすると 回避できるかもしれません。
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Internal error: Divide sector size into smaller with remainder. |
ドライバのバグを意味します。
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Internal error: TDiskPartitionAssignAreaUpper: Zero size partition. |
ドライバのバグを意味しています。
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Invalid boot sector code. |
BOOT セクタに格納されたプログラムが変です。CONFIG.SYS の パーティション指定が正しいか確認してください。 なお、このメッセージは BOOT
セクタのウイルス検査を意味するものでは 有りません。感染、非感染とは無関係です。
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Invalid command, can't act as command. |
ドライバのバグを意味します。
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Invalid IDE id number. Range of id is (0 - 127). |
IDE ドライブ番号は 0 から 127 までの 10 進数で指定してください。
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Invalid option. |
無効なオプションです。意図するオプションを確かめてください。
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Invalid or broken partition table entry. |
パーティションテーブルが意味をなしていないか破壊されています。 AT 互換機で使用していたドライブを指定すると表示されることがあります。
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Media error. |
メディアに問題があります。
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Memory control block chain is broken. |
ドライバのバグあるいは OS のメモリ管理機能に異常があった場合に 表示されるメッセージです。
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Need buffered transfer. |
ドライバが自動的にバッファ経由でアクセスする必要があると 判断しました。特にエラーを意味するものではありません。
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Need heads and sectors, use /Gid=heads:sectors. |
/G オプションでジオメトリを指定する必要があります。/G オプションに 指定するべき値は GIDE.EXE を使用して調べてください。
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Need Windows(R) 95B or later to mount FAT32 partition. |
Windows 95 OSR2 より使用可能になった FAT32 区画を Windows 95 OSR2 より古い OS で使おうと試みました。新しい OS
を使うか コマンドラインから該当するパーティションを外してください。
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No format(BPB) data in boot sector. |
BOOT セクタの中に BPB(BIOS Parameter Block) が有りません。
パーティションの指定が正しくない場合このメッセージが出ることがあります。
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No unit. |
ユニット番号の間違い。
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No IDE drive to mount. |
CONFIG.SYS にパーティションの指定を 1 つも書かなかったか、 書いてあっても全てエラーなどでドライブとして利用できなかった ことを意味します。
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Not configured LBA mode, or BIOS can't handle LBA address. |
BIOS かドライブの設定もしくは仕様の都合上 LBA アクセスができません。 LBA アクセスできるように BIOS を設定してみてください。
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Not enough memory to test disk PIO/DMA Transfer. Force buffered I/O across DMA bound. |
バッファ経由のディスクアクセスをする必要があるか判断するのに十分な メモリがありませんでした。強制的にバッファ経由のアクセスをします。/D
オプションを指定したのと同じ状態になります。
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Not ready. |
ドライブが接続されていないか、接続してあっても応答できない状態です。
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NOTICE: Limit partition area to collect sectors in BPB. |
BOOT セクタ中にある BPB(BIOS Parameter Block) から得られる情報に よれば正しいパーティションの大きさは CONFIG.SYS
に書いたパーティション よりも小さい。BPB の情報を元にパーティションの大きさを縮小します。 このメッセージは特にエラーを意味するものではありません。
NEC PC-9800/9821 シリーズ用の FDISK.EXE の一部はパーティションサイズを Mega Byte
単位に「切り下げ」ます。したがって最大限利用可能なサイズよりも 小さくなります。
|
One or more sectors are broken. |
セクタが破壊されています。
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Paper empty. |
紙切れです。
|
Partition overruns end of LBA. Use /O option to ignore. |
最終 LBA (ディスクで利用可能な容量限界) を越えたところも パーティションの一部になっています。このエラーは NEC の FDISK.EXE の
バグによって起きます。/O オプションを使用してエラーを無視することが できますが、容量限界まで使用するのは避けたほうが安全です。
|
Please check CONFIG.SYS line error. |
CONFIG.SYS に書いた内容にエラーがあるので確認してください。
|
Press any key to continue: |
キー入力待ちになっています。キーを押して進めてください。
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Read error. |
読み出しに失敗しました。
|
Sector length isn't match to power of 2. |
セクタ長が 2 のべき乗に一致しません。 通常の使用であればこのメッセージは出てきません。
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Sector length isn't 512 byte. |
セクタ長が 512 に一致しません。一般的な IDE ディスクドライブでは 出てくることはありません。
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Sector size too large ... |
/X0i オプションを指定してみて下さい。あるいは Windows 95 以降の OS で 使用してください。論理的なセクタサイズが 1024
以上になっている パーティションに対して表示されるメッセージです。
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Seek error. |
シークに失敗しました。メディアが損傷しているか、 ドライブが故障しています。
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Sharing violation. |
共有違反です。他のアプリケーションが占有している最中にアクセスを 試みました。
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Start cylinder number > end cylinder number. |
ide-id:Cstart-end[w] 形式でパーティション範囲を指定しましたが、start の値が end よりも大きいです。start, end は
10 進数で表記し start < end となるようにして下さい。
|
Start sector number > end sector number. |
ide-id:Sstart-end[w] 形式でパーティション範囲を指定しましたが、start の値が end よりも大きいです。start, end は
10 進数で表記し start < end となるようにして下さい。
|
Start sector number is larger than end of LBA.
Use /O option to ignore. |
開始セクタ番号が最終 LBA を越えています。正しいパーティション指定か もう一度確認し、それでも指定が正しい場合は /O オプションを付けて ください。
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Start sector number is lager than end sector number. |
パーティションの開始セクタ番号が終了セクタ番号よりも大きい値になって います。このメッセージは表示されることは無いはずです。ドライバのバグ
あるいは壊れたパーティションテーブルを読み込むと出るかもしれません。
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Syntax error at /B option. /Bburst-Length. |
/B オプションの文法が間違っています。
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Syntax error or out of ragne value at /G option. /Gid=heads:sectors. |
/G オプションに指定した値のうち 1 つ以上が範囲外の値になっています。 あるいは数値以外の文字、記号になっています。
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TDriveGeometrySense: Internal error. Too large unit number. |
ドライバのバグを意味します。範囲外の IDE のドライブ(ユニット)番号が コマンドラインチェックをすり抜けて伝播しました。
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The BPB says more sectors in partition. |
BOOT セクタ中にある BPB(BIOS Parameter Block) から得られる情報によれば 正しいパーティションの大きさは CONFIG.SYS
に書いたパーティション よりも大きい。CONFIG.SYS のパーティション指定を見なおしてみてください。
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The number of FAT sectors is more than 0xffff. |
/X{01}[i] オプションを指定してセクタ長変換を試みたところ FAT セクタに 割り当てたセクタ数が 65535(0xffff) を越えました。
Windows 95 以降の OS を使用しているならば /X{01}[i] オプションを 外してください。
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The number of sectors in cluster is more than 0xff. |
/X{01}[i] オプションを指定してセクタ長変換を試みたところ 1 クラスタ 当たりのセクタ数が 255 (0xff) を越えました。Windows 95
以降の OS を 使用しているならば /X{01}[i] オプションを外してください。
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The number of sectors of volume is more than 0xffff. Use DOS 4.x or later. |
/X{01}[i] オプションを指定してセクタ長変換を試みたところ全セクタ数が 65535(0xffff) を越えました。MS-DOS 4.x
またはこれより新しい DOS を 使用して下さい。
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The number of sectors of volume is more than 0xffffffff. |
/X{01}[i] オプションを指定してセクタ長変換を試みたところ全セクタ数が 2^32-1 (0xffffffff) を越えました。 Windows 95
以降の OS を使用しているならば /X{01}[i] オプションを 外してください。
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The number of sector(s) of FAT differs from theorical one. |
/X0[i] オプションを指定してセクタ長変換を試みたところ FAT セクタ数が 理論上の計算値と異なっています。/X1[i] オプションを指定して無視する
様にするか、Windows 95 以降の OS を使用しているならば /X{01}[i] オプションを外してください。
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This driver doesn't work on NEC PC-9800/9821 serise. |
NEC PC-9800, PC-9821 シリーズ上では動作しません。あるいは PC/AT と 互換性が低いシステムです。
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Too few sectors (<2) in drive. |
まったくセクタが無いか、あるいは 1 個しかセクタが無いドライブです。 通常の使用であればこのメッセージは出てきません。
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Too large partition number. |
パーティション番号が大きすぎます。
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Too long device driver line in CONFIG.SYS. |
CONFIG.SYS 内の 1 行の記述が長すぎます。空白などを最適化して 短くするか、使用するドライブ数を減らしてみてください。
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Too many partitions in CONFIG.SYS line. |
CONFIG.SYS で指定したパーティション数が多すぎます。適当に 減らしてみてください。
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Too many sectors (>0xffffffff) in drive. |
2^32 個以上のセクタが存在するドライブです。2048 GByte 以上の ドライブに相当します。通常の使用であればこのメッセージは出てきません。
ドライブの指定がおかしくないか、あるいはドライブの接続を 点検してみてください。
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Too many sectors in boot code area. |
/X{01}[i] オプションを指定してセクタ長変換を試みたところ 1 BOOT セクタに割り当てたセクタ数が多くなりすぎました。 Windows 95
以降の OS を使用しているならば /X{01}[i] オプションを 外してください。
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Too many sectors in partition. Use DOS version 4.x or later. |
パーティション当たりのセクタ数が多すぎます。DOS 4.x 以降を利用し 2^32-1 セクタまで認識できる DOS または Windows
を使用して下さい。
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Too short sector length (<16). |
セクタ長が 16 未満です。 通常の使用であればこのメッセージは出てきません。
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Use 80186, 80286, V20 or V30 processor. |
80186 プロセッサ向けに再構築しなければ表示されないメッセージです。 80186 向けに構築した場合は 8086/8088 では動作しません。
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Use 80386 or x86 32-Bit instruction ready processor. |
80386 またはこれに互換性のあるプロセッサで動作させてください。 Windows 95 が動作するコンピュータならば 80386 に互換性がプロセッサで
動作しています。
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Use as DOS device driver. |
コマンドラインで起動した場合に表示されます。エラーを意味するものでは ありません。
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Use buffer to avoid DMA boundary restriction. |
/D オプションまたはドライバが自動的にバッファ経由でアクセスする必要が あると判断しました。特にエラーを意味するものではありません。
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Use this driver on PC/AT compatibles. This driver doesn't work on this hardware. |
PC/AT 互換機で動作させてください。あるいは互換性が低いシステムで 動作させてしまうと表示されるメッセージです。
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Unexpected change or eject media. |
ドライブからメディアが取り外されたか、まだアクセスが完了していない のに別のメディアに変わってしまいました。
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Write error. |
書きこみに失敗しました。
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Write protected. |
書きこみ禁止です。普通このメッセージはでません。
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WARNING: First device call isn't 'Initialize'. |
デバイスドライバに対して 'Initialize' 「初期化」以外の要求が最初に 発行されました。ドライバのバグまたは OS と不整合を起こしています。
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WARNING: Partition overruns end of LBA. Force waiting for key press. |
/O オプションを指定し、最終 LBA を越えるパーティションを利用しようと しています。ドライブ容量限界まで使用すると最終 LBA を越えた領域に
対するアクセスとなるので正しい記録ができない場合があります。
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Zero sector length. |
セクタ長が 0 です。 通常の使用であればこのメッセージは出てきません。 |