ReadyBoost 未対応と判定された USB メモリを再判定 |
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未対応(不合格)判定 |
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RBPass.exe を起動する |
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判定結果変更 [Wish PASS] をする |
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ReadyBoost 対応になっている |
A.1. | Administrators グループ(管理者)に入っているユーザーでログオンしてください。 | ||
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A.2. | 未対応判定となった USB メモリを PC に接続します。 | ||
A.3. |
「スタート」をクリックしてメニューを開きます。「コンピュータ」をクリックしてください。![]() デスクトップにアイコンを配置している場合(注)は、 デスクトップにある「コンピュータ」をダブルクリックで開いてください。 注: デスクトップの余域で右クリック、「表示」をクリック、「デスクトップアイコンの表示」をクリックで制御します。 ![]() 再判定したい USB メモリがエクスプローラの表示に現れていることを確認してください。
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A.4. |
「USB メモリのドライブ」を右クリックします。「プロパティ」をクリックします。![]() |
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A.5. |
「ReadyBoost」タブをクリックします。![]() |
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A.6. |
「再テスト」をクリックします。再判定結果が出るまで(「最後にテストされたデバイス」の時刻が変るまで)待ってください。
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B.1. |
ZIP ファイルを展開して現れた RBPass.exe を起動します。セキュリティの警告が出るので「実行」をクリックして進めて下さい。
どうしても信用できない場合は、ソースを眺めてお手元で再コンパイルしてください。![]() |
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B.2. |
UAC (User Account Control) を有効にしている場合は次のようなダイアログが現れます。
「許可」をクリックして先に進めて下さい。![]() |
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B.3. |
「Wish PASS」ボタンの状態を確認してください。「黄色」の場合は「Wish PASS」ボタンをクリックして、判定結果を変更してください。
変更に成功したら RBPass.exe を終了して構いません。
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B.3. で「Wish PASS」ボタンをクリックした場合は、ReadyBoost 対応(合格)に変化しているはずです。ReadyBoost
のために使用する推奨量が少なめか多めになっているので調整してください。 「赤色」(灰色)判定された場合は諦めた方が無難ですが、次のことを再確認して、再挑戦して下さい。
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従来の「ファイル名を指定して実行」が使える場合は次の様にします。 |
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次のような場合、複数の項目が同一の「ボリュームシリアル番号」になっている場合があります。 |
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操作の対象 | 説明 |
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SkipBusCheck |
チェックを付けると全てのバスから ReadyBoost 対応ドライブを探します。チェックを外すと USB, SCSI 接続(SCSI
扱い)のドライブに限定して探します。 ノート: RBPass では USB, SCSI, IDE 接続のドライブの判定結果変更に対応しています。 注意:このチェックを付けると利便性が向上します。しかし、Windows が ReadyBoost に対応しているかどうか誤った判定をするかもしれません。 |
USB メモリのリスト |
判定を変更したり、削除する対象を 1 個選んでください。表示形式は、 判定日時, ボリュームラベル, ボリュームシリアル番号, ベンダ(メーカー)名, プロダクト(製品)名, 版数#製造番号 となっています。 列のタブ部分をクリックするとソート順位を変更できます。ソート方法の詳細は 「1.90」 の様に 「キー順位.列内の順」で示してあります。「1.90」ならば最初に比較し(つまり最も重みがある)、列内は 9 から 0 の順にソートする。という意味です。 |
Wish PASS | 選択した USB メモリを合格判定に変更します。 |
Wish ReTest | 選択した USB メモリを再テストできるようにします。測定した数値は残りますが、USB メモリの合格が取り消されます。再テストが必要な状態になります。 |
Delete | 選択した USB メモリのテスト結果を削除します。測定した数値も削除されます。USB メモリの合格が取り消されます。再テストが必要な状態になります。 |
Update | 最新の判定結果を取り込みます。RBPass.exe を実行している最中に、判定操作を平行して行った場合に使います。 |
Hide Serial | チェックをつけると測定結果をテキストにコピーする際に、シリアル番号(#より後ろの部分)を隠します。チェックをつけない場合は隠しません。 |
Copy Result |
短縮形式で測定結果をテキストにコピーします。コピーした結果はテキストエディタ、またはテキストエディタにペーストできます。 コピー内容は次のようになります。 Vendor: SAMPLE Product: USBFlashMemory Revision#Serial: 1.50#**************** DeviceStatus: 0x4 (FAIL, Try again) (Read/Write) ReadSpeedKBs: 4187 WriteSpeedKBs: 1483 HasSlowRegions: 0 (no) PhysicalDeviceSizeMB: 1990 |
Copy All |
全ての測定結果をテキストにコピーします。コピーした結果はテキストエディタ、またはテキストエディタにペーストできます。 コピー内容は次のようになります。 Vendor: SAMPLE Product: USBFlashMemory Revision#Serial: 1.50#**************** DeviceStatus: 0x4 (FAIL, Try again) (Read/Write) CacheStatus: 2 (Removed) ReadSpeedKBs: 4187 WriteSpeedKBs: 1483 HasSlowRegions: 0 (no) DoRetestDevice: 0 (no) CacheSizeInMB: 0 RecommendedCacheSizeMB: 1572 PhysicalDeviceSizeMB: 1966 LastTestedTime: 2007/02/17 18:58:34 |
Close | RBPass.exe を終了します。 |
表示項目 | 説明 | ||||||||||||||||
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Vendor | 販売または製造した会社。カードリーダーに関係する名前になっていることもあります。一般的なメモリの呼称になっている場合もあります。 | ||||||||||||||||
Product | 製品名。Vendor 同様の名前の付け方になることがあります。 | ||||||||||||||||
Rev#Serial |
版数(リビジョン)とシリアル番号 注意: IDE 接続のドライブではシリアル番号表示を省略しています)。 |
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Vol.Label | ボリュームラベル | ||||||||||||||||
VSN | ボリュームシリアル番号 | ||||||||||||||||
DeviceStatus |
判定結果 PASS: 合格、FAIL: 不合格、そのほか付加情報。
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CacheStatus |
ReadyBoost のために使われているかどうかを表示します。
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ReadSpeedKBs | 読み取り速度 KBytes/Sec。恐らく 1000 bytes/sec 単位だと思われます。 | ||||||||||||||||
WriteSpeedKBs | 書き込み速度 KBytes/Sec。恐らく 1000 bytes/sec 単位だと思われます。 | ||||||||||||||||
HasSlowRegions |
アクセスが遅い特別な領域の存在
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LastTestedTime | 最も最後にテストした時刻、ローカル時刻で表示してあります。レジストリの中では、 世界標準時で表した FILETIME 時刻です。 | ||||||||||||||||
DoRetestDevice |
プロパティを開いたときに、自動的に再テストを実施するか
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CacheSizeInMB | ReadyBoost のために使用した容量。恐らく 1048576 bytes 単位だと思われます。 | ||||||||||||||||
RecommendedCacheSizeMB | 推奨された ReadyBoost のために使用する容量。恐らく 1048576 bytes 単位だと思われます。 | ||||||||||||||||
PhysicalDeviceSizeMB | データ格納領域の容量。FAT の場合は全クラスタの容量。恐らく 1048576 bytes 単位だと思われます。 |
OS |
Windows Vista XP や 2000 で実行可能ですが、全く意味はありません。 |
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CPU | 特に下限・上限は設定しません。 |
Memory | エクスプローラが立ち上がる程度に空いていれば十分です。 |
Display | 800x600 65536 色以上。できれば 1024x768 65536 色以上。 |
必要権限 | Administrator または Administrators グループに属しているユーザー |