RB-Tester - ReadyBoost 専用ランダム・ディスク・アクセス性能テスト・ツール

このページはダウンロードパッケージには含まれていない最新の情報が乗っています。主に測定結果が更新されています。

ダウンロードありがとうごさいます

ReadyBoost 専用のランダム・ディスク・アクセス性能テスト・ツール(ダウンロードリンク)です。次の様にランダムアクセスを行い、ReadyBoost が要求する性能を USB メモリが満たしているかどうかテストします。

Write 性能: ランダムアクセス、512Kibyte 単位で書き込み、1.75Mbytes/Sec 以上を合格判定する。
Read 性能: ランダムアクセス、4Kibyte 単位で書き込み、2.5Mbytes/Sec 以上を合格判定する。
テストファイルサイズ: 8MiBytes

インストール

インストーラーはありません。ZIP ファイル rbtester0r3.zip を展開して下さい。展開内容に含まれる実行ファイル RBTester.exe をそのまま実行してください。アンインストールは、展開したファイルを全て削除するだけです。

使い方

RBTester.exe を起動すると、「発行元を確認できませんでした。このソフトウエアを実行しますか？」と聞きかれます。「実行」を押して起動してください。どうしても、信用できない場合は「キャンセル」で終了します。

「発行元を確認できませんでした。このソフトウエアを実行しますか？」「実行」を押して続行します

起動したら、次のようにして測定を開始します。

(1) ドライブをプルダウン ▼ を押して選択。(2) Test ボタンを押して測定開始。中断は X ボタン

(1)	プルダウン ▼ を押してドライブを選択します。
(2)	Test ボタンを押してテストを開始します。
中断	X ボタンを押して中断します。

途中経過を表示しながら測定します。書き込み性能が極端に低い場合(例えは 500Kbytes/Sec 以下の場合)、測定を続けても、ReadyBoost に適合していると判断される可能性はきわめて低くなります。時間が掛かるので、中断することをお勧めします。中断しない場合は書き込み回数が規定数に達するまで、測定を続けます。
測定が終了すると、工程表示の所に Done. と表示されます。測定結果はメモ領域にテキストで保存されます。形式は次のとおりです。

"ドライブ文字(ラベルまたは容量)", 容量, 書き込み性能, 読み出し性能

必要ならばコピー&ペーストしてください。

動作環境

OS	Windows XP, Vista (設計仕様で 2000) XP で実行可能ですが、測定結果が Vista と一致するとは限りません。
CPU	特に下限・上限は設定しません。ただし、遅いと判定が不利になります。
Memory	実行時に 8MiByte 程メモリを消費します。
Display	800x600 65536 色以上。
USB ポート	Hi-Speed (480Mbps) 規格 USB ポートを備えている。
USB メモリ	Hi-Speed かつ 8MiByte 以上空きがある。 ReadyBoost は 256Mbyte 以上のメディアを要求します。

測定結果について

測定結果が正確に ReadyBoost 対応かどうか判定できていない事を了解して下さい。別のページに測定結果の例を示しておきます。次の表に判定に問題が有ると思われる分を抜粋しました。

Windows Vista の ReadyBoost 対応判定と RB-Tester の測定結果(問題結果のみ)

メーカー・機種	愛称	容量 Bytes	RB	Write NF430 Bytes/Sec	Read NF430 Bytes/Sec	Write uPD720101 Bytes/Sec	Read uPD720101 Bytes/Sec
Cima CU2F-256R4	Run Disk	256MB	△	6.076M	2.583M	5.574M	2.536M
SanDisk SDCZ2-256-J65A	Cruzer mini	256MB	△	1.829M	4.981M	1.826M	4.629M
A-DATA PD9	MyFlash PD9	1GB	○	1.694M	5.377M	1.678M	5.377M
pqi BB23-1036R0111	Cool Drive U339 Pro	1GB	×	7.121M	4.203M	6.326M	4.342M
U-TEK CF Card Standard 2GB	CF Card	2GB	○	1.397M	4.333M	1.386M	4.203M

RB:WindowsVistaによるReadyBoost判定結果-○=対応、×=非対応、△=判定揺れ
Write: Random Write 512Kibyte block Performance(throughput)
Read: Random Read 4KiByte block Performance(throughput)

問題を要約すると次のようになります。

Write 性能は 1.75MBytes/Sec より若干低い性能 1.6MBytes/Sec あたりに判定の閾値がある。
Write 性能が 1.75MBytes/Sec 以上であっても、僅かに超える場合に判定が揺れる。
Read 性能が 2.5Mbytes/Sec 以上であっても、僅かに超える程度であれば判定が揺れる。
U339 Pro の様に Write/Read 性能を満たしていても、非対応と判定される例がある。アプリケーションを格納したドライブが読み出し専用なのが問題なのかもしれない。レジストリにはアクセスが遅い領域があると記録されている。
U-TEK CF Card Standard 2GB は異常に Write 性能が低くても ReadyBoost 対応と判定されている。これは Write 性能を計測しだした初期において 1.75MBytes/Sec 以上の性能を発揮していて、進捗が進むにつれ性能が低下する。恐らく、CF 内の書き込みキャッシュに要求を保留しきれなくなって、性能低下していると思われる。

改定履歴

改定履歴のページを参照してください。

ソースコード

ソースコードを添付してあります。展開内容の src フォルダにある。RBTester.dpr を Delphi6 以上でコンパイルしてください。Turbo Delphi Explorer 無料版(ダウンロードは、登録して別ページになります)でもコンパイルできます。悪いことをしたり、誰かが不利になるような機能を付加しなければ、好きに使って下さい。修正等を施した場合でも、GPL の様に公開義務は有りません。

使用条件等

基本的にどのように使って頂いても構いません。コピーも自由にして構いません。ただし、何が起きても、使用者自身による「自己責任」で対処するようにお願いします。特に以下の事柄に関して了解して頂く、あるいは守って頂くようお願いします。

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本ソフトウエアを使用した、使用できなかった事に対する一切の補償を本ソフトウエア作者(以下作者)はしません。
測定結果はいかなる可能性およひ不可能性も保証もしません。
本ソフトウエアを使用したことにより、僅かですが機器が摩滅します。フラッシュメモリには書き込み回数の上限が存在します。摩滅分の補償を作者はしません。摩滅したことにより万が一失われる事になった一切のデータを作者は補償しません。
本ソフトウエアの不具合を予め予見していたか、あるいは知らされていたかどうかに関わらず、これを修正する義務及び公開する義務を作者は負いません。

商標等

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